title-v.jpg (10985 バイト)

■ Mission ■

To:VEMBER

1999.05.12

御機嫌よう諸君。久しぶりの通達、驚きよりも恐怖心が先にきたのでは。まあそんなに心配しないで頂きたい。覚えているであろうか、いつだったか…もう6年は経つのだろうか?

以前、新メンバーを含め16名のヴェンバー全員にPaper Mailさせて頂いた大物人物氏の娘とのロマンスはコンドルだったようだ。その後、親も巻き込みコンドルへの氏からの強い懇願は不況日本への莫大な融資と援助という形にまで発展するなど、国際情勢の架け橋として平和貢献してくれた。もちろん本人同志の愛情はそのようなものによって出来上がったわけでもないことは周知のとおりである。8月には子息が生まれるとの話があるが非常に楽しみである。そう!そう言えば、世界中の女性を狂気させたロッキーもやっと落ちつきコンドルと同じように11月のJr.(ジュニア)誕生を心待ちにしているようだ。

どうだろう?諸君もそろそろ引退を考え始めているのではないか。気になりつつも…

そう、今の情勢を見ていただきたい、諸君が第一戦を退いた後、一端は収まりつつあった一部勢力の輩がまた台頭し始めてきたのである。…やはり諸君じゃなきゃ駄目か?

ただ、諸君の心にある平和の芽をこれ以上摘み取りたくはないのだが。

ある記事から・・・

…こんな話しを聞いたことはあるだろうか。

 

【 亭主が戦闘に巻き込まれ、殺された。

  軍曹が女に訊く。「殺(や)ったのは共和派(あお)か?それとも王党(しろ)か?」

  女が答える。「鉄砲玉にやられたんです。」 】

 

巨匠ヴィクトル・ユゴー作『九十三年』の一場面である。

殺される側にとって、鉄砲玉に区別はない。今、ユーゴで起きている悲劇も同じではないだろうか。NATO軍の空爆も、ユーゴ軍やセルビア治安部隊の蛮行も、そこに暮らす民衆にとっては、災厄以外のなにものでもない。過去一年間、ユーゴ側はコソボ州に住むアルバニア人を追放・虐殺。欧米は和平案を示して解決を図ったが、ユーゴは誠意を見せなかった。コソボに対するユーゴ側の新たな侵攻計画を知り、NATOはついに「人道的介入」という名の空爆に踏み切った。しかし爆撃は一般市民のみならず、外国大使館にも甚大な被害を及ぼしているのをご存知だろうか。相次ぐ誤爆を目の当たりにすればするほど「人道的爆弾」「人道的空爆」などありえないとのジレンマに直面せざるをえない。

NATO側でもユーゴ側でもない、もうひとつの”視点”が大切ではないだろうか。

若者に銃を執らせ互いに戦わせる国家と国家、権力者と権力者の間に、絶対的な正義はありえない。ある人の言葉を借りれば「真の正義やヒューマニズムは、民族や国境を越えた民衆の側にしかない」のだろう・・・・

 

民衆の側に立つ諸君の健闘を祈る。

ヴェンバーVEMBER 】集結!!

 

BACK